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※この記事はYahoo!ニュースより引用しています。

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中越沖地震 生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査

※この記事はYahoo!ニュースより引用しています。

 新潟県中越沖地震の被災者35人を対象にした毎日新聞の聞き取り調査で、平均すると、生活の質が地震前のほぼ4割程度にまで落ち込んでいると実感していることが分かった。今月19〜21日に記者が面談して聞いた。地震前のレベルに戻るには、住宅補修・再建費用への支援が必要だと20人が訴えた。地震から明日で1週間。生活再建への不安が大きくなっている現状が浮き彫りになった。
 柏崎市32人、刈羽村3人に聞いた。男性16人、女性19人、31〜86歳で平均59歳。20人は避難所や車庫など自宅以外で暮らしている。
 生活の質は、地震前を100として、0以上の数で聞いた。回答は0から80まであり、50が最多で、平均は44だった。
 「0」と答えた同村の理髪店勤務、相沢光典さん(48)は、木造2階建て借家が全壊し、82歳の母を含む家族5人で避難した。相沢さんは一度も着替えていない。手元に現金もなく、歯ブラシを買う金も借りている。水が出ず、市内の理髪店は再開できない。当面は「1万円でもいいから現金支給を」と切望する。
 もう一人、「0」とした柏崎市の花屋経営、中村美佐子さん(64)は、貸し店舗が傾いた。しかも立ち入り禁止区域にあり、無収入だ。立ち退きを求められたが、移転のあてはない。「2、3日は片付けで手いっぱいだったが、日がたつごとに将来の不安でもやもやしてきた」と悲観する。
 同市の青果卸業、足立金五さん(50)は自宅が全壊。ペットの犬3匹を避難所に連れていけず、今も車内や屋外で寝ている。「5」とした。
 同じく飲食店のパート従業員、中沢奈々さん(31)は、2歳2カ月の次女が一緒にいないと泣くようになった。家では不安がり、夜泣きするため困っている。「50」とした。
 同市の公務員、三井田光子さん(56)は自宅を解体し始めた。「自宅はなくなったが、目に見えないもの(家族のきずな)はある」として「30」と答えた。
 1カ月以内に必要な支援を尋ねると、ほぼ半数の16人が水道などライフラインの復旧と答えた。このほか「8歳、13歳の孫の精神的ケアをする相談員」(62歳の女性会社員)、「片付けボランティア」(42歳の主婦ら6人)、「集落内か近くに仮設住宅を建設(76歳の無職男性ら6人)」などの回答があった。
 長期的な支援として20人が住宅補修・再建への金銭的支援を求めた。
 一方、トラブルの相次いだ東京電力の柏崎刈羽原発については▽25人が「もともと不安だったが、不安が増した」▽3人が「安心していたが、不安になった」と回答し、多くが深刻に受け止めていた。「原発のおかげで(地元が)潤っているのも分かる。しかし安全に関する情報を隠ぺいされるのが許せない」と複雑な心情を明らかにした無職男性(76)もいた。
 逆に、男女1人ずつが「安心感は変わらない」として、「今回もよくやった」などと感想を話した。3人は無回答だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070722-00000015-maip-soci

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